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府中市議会
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2019-06-18
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令和元年第2回予算特別委員会( 6月18日)
令和元年第2回定例会( 6月18日)
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平成12年第5回臨時会(第2日 8月 3日)
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府中市議会 2019-06-18
令和元年第2回予算特別委員会( 6月18日)
取得元:
府中市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-02
令和元年
第2回
予算特別委員会
( 6月18日)
令和元年
第2回
府中市議会定例会
予算特別委員会会議録
令和元年
6月18日午前10時0分、
予算特別委員会
を
本市議事堂
において開会した。 1
出席委員
委員長
大本千香子
副
委員長
三藤 毅 委 員
芝内則明
委 員 福田 勉 委 員 森川 稔 委 員
広瀬和彦
委 員
安友正章
委 員
岡田隆行
委 員
楢﨑征途
委 員
土井基司
委 員 水田 豊 委 員
加納孝彦
委 員
山口康治
委 員
本谷宏行
委 員
加島広宣
委 員 田邉 稔 委 員
丸山茂美
委 員
棗田澄子
1
欠席委員
委 員
橘髙尚裕
1
説明
のため出席した者
市長
小野申人
副
市長
村上明雄
教育長
平谷昭彦
危機管理監
小寺俊昭
総務部長
粟根誠司
地域振興担当部長
後藤 勝
健康福祉部長
唐川 平
経済観光部長
若井紳壮
観光戦略推進担当部長
森川祐司
建設部長
杉島賢治
教育部長
荻野雅裕
人事課長
皿田利光
総務課長
岡田宏子
政策企画課長
豊田弘治
財政課長
宮 康展
教育政策課長
大和庄二郎
1
事務局
及び書記
事務局長
赤利充彦
議事係長
小林正樹
1 本日の
会議
に付した事件
議案
第60号
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時0分 開会 ○
委員長
(
大本千香子
君) ただいまから
予算特別委員会
を開会いたします。 これより議事に入ります。 本
特別委員会
に付託されました、
議案
第60号「
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について」の件を
議題
とします。
本案
については、
分科会
を設けて
審査
いたしましたので、各
分科会
の
報告
を願います。 まず、
総務文教分科会
、
三藤主査
。 ○
総務文教分科会主査
(
三藤毅
君)
委員長
の御
指名
をいただきましたので、ただいま
議題
となっております
議案
第60号について、
総務文教分科会
における
審査
の
概要
を御
報告
申し上げます。 なお、
審査内容
につきましては、重立ったもののみ御
報告
いたします。
議案
第60号、
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について、副
市長
からド
ローン基地整備補助金
について
補足説明
がありました。
質疑
に入り、2
款総務費
について、
分科員
から「
補正予算
ということで、
スピード感
をもって進めなければならないという事であれば、当初
予算
に間に合うようにスケジュールを組んで頂きたい。今すぐに決断すべきものだと
市長
が判断されたということであれば必要だと思うが、
説明
を願いたい。また、
ファブラボ
で何が作れるのか、ド
ローン
と打ち出しているがド
ローン
の
部品製作
だけなのか。また、
地域おこし協力隊
の方は
キCAD
、コンピューターグラフィックスの得意な方で、
備後国府
の
出土品
についても3
Dプリンター
で復元されており、そういったものへの
利用
などパターンは色々
考え
られる。そういった
人材
との
協力体制
はどうなのか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から「
補正予算
の
理由
について、当初
予算
で上げている今年度の
政策
に向けての
一つ
の
事業
の発進と捉えている。タイミング的になかなか
事業
の案としての練りこみができなかったことが
一つ
あり、新
事業
は当初
予算
で上げるべきという
考え
も当然あると思うが、次の
補正
もしくは次の当初
予算
を待っていたらどんどん遅れてしまう。特にド
ローン等
の
事業
は一分一秒単位で進んでいく分野なので、より早い時期の
補正予算
で上げたものである。また、ド
ローン特化
と
表題
を上げているのは、ド
ローン
の町ということを標榜して打ち出していくということで
表題
をつけている。しかし、ド
ローン
だけでなく3
Dプリンター
は細かい部品、
企業
の
試作品等
もできるほか、小中学生がアクセサリーやスマートフォンケースを自作することも可能で、また立体的な印字もできる。そういったものは
大学誘致
の会が主催するワークショップ、
体験教室等
で活用することを
考え
ており、人を集める事、
利用料収入
の面で
ファブラボ
の
運営
には必要と
考え
ている。また、
協力体制
について、まだ形はできていないが、ド
ローン
や
ものづくり
の
関係企業
と、これから話をして
協力体制
をとり、また、
大学
との連携は、技術・経験を含めて
運営
には
協力
を頂き、もしくはお互いにいい点を使いながら進めていきたい」という
趣旨
の
答弁
がありました。 また、
委員外議員
から「来年度の
予算
としてこの
事業
を行うとすると
弊害
があるのか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から「来年度の
事業
となると一年後に動き出すことになる。ド
ローン
に
特化
と
表題
につけているが、こういったものは全国でも聞いていない。
ファブラボ
と言う名称での
ものづくり工房
は都市を中心に数あると聞いているが、なかなかそうしたものが地方でできない中で、市も
協力
しながら、
府中
市がド
ローン
のメッカという宣伝を含めてより早く進めていくということで今回の
議会
に出させて頂いた」という
趣旨
の
答弁
がありました。 他の
審査区分
に対しても若干の
質疑
がありましたが、
質疑
を終結し、本
分科会
における
付託区分
の
審査
を終了いたしました。 以上、まことに簡略ではありますが、
総務文教分科会
における
審査
の
概要
を申し上げ、
報告
とさせていただきます。 ○
委員長
(
大本千香子
君) 続いて、
厚生分科会
、
棗田主査
。 ○
厚生分科会主査
(
棗田澄子
君)
委員長
の御
指名
をいただきましたので、ただいま
議題
となっております
議案
第60号について、
厚生分科会
における
審査
の
概要
をご
報告
申しあげます。 なお、
審査内容
につきましては、重立ったもののみ御
報告
いたします。 3
款民生費
について、
分科員
から「
保育料無償化
に伴う
システム改修費
として当初
予算
の
段階
で600万円の
予算
が計上され、今回ほぼ倍額の511万円が
補正
計上されている。
総額
1,110万円は全て国費ではあるが、このような状況になった
経緯
を伺う」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から「今回の
改修費
は、10月から国が行う
保育料無償化
に伴う
保育システム
の
改修費
である。当初
予算
の600万円は1
自治体あたり
の
基礎額
として示されたもので、
全額国費
で検討中とのことで
予算
計上した。まだこの時点では10月からの
保育料無償化
の
事務フロー
が示されていなかった。4月末に新たな
事務フロー
のアウトラインが示され、必要な
費用
を算定したところ、511万円
増額
の
総額
1,110万円が必要となった。
増額
となった
内容
は、当初
システム
で
管理
しなくてよかった私立の
幼稚園等
の
管理
が
改修対象
となったものである。国が想定している
改修費
として
全額国費
となる」という
趣旨
の
答弁
がありました。 続いて、
分科員
から「
府中
市では4月から国に先駆けて、
保育料
を無償化しているが、
システム
の
改修
はしているのか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から「
システム改修
は行っておらず、
システム
内の
保育料設定金額
を0円にして
対応
している」という
趣旨
の
答弁
がありました。 ほかにも
質疑
がありましたが、
質疑
を終結し、
審査
を終了いたしました。 以上、まことに簡略ではありますが、
厚生分科会
における
審査
の
概要
を申し上げ、
報告
とさせていただきます。 ○
委員長
(
大本千香子
君) 続いて、
建設分科会
、
山口主査
。 ○
建設分科会主査
(
山口康治
君)
委員長
の御
指名
をいただきましたので、ただいま
議題
となっております
議案
第60号について、
建設分科会
における
審査
の
概要
を御
報告
申し上げます。 なお、
審査内容
につきましては、重立ったもののみ御
報告
いたします。
議案
第60号、
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について、副
市長
から
歴史的資源観光活用補助金
について
補足説明
がありました。
質疑
に入り、7
款商工費
について、
分科員
から「
新規事業
を当初
予算
ではなく
補正予算
とするのはなぜか」という
趣旨
の
質疑
があり、副
市長
から、「当初
予算
が一年の体系であり6月
補正
については当初
予算
が成立して3ヵ月と間もないこともあり、
政策系
や
事業系
は上程しないというのがこれまでの行政のスタイルであり
予算
の
説明
の仕方であった。しかし、近年、経営といった観点が入ってきたこと、本来の当初
予算
の
重要性
は変わるものではないが、世の中がどんどん変化し
チャンス
を逸してならないものについては、当初
予算
にとらわれることなく
補正予算
で
対応
するように、発想は変わりつつある。 この様な
考え
や当初
予算
後の
状況変化
、今後の
観光キャンペーン
を控えている中、今、手を打たなければ手遅れになるという
理由
で
提案
した」という
趣旨
の
答弁
がありました。 引き続き、
分科員
から、「壁や屋根に関しては
運営会社
で
対応
されるとのことであるが、
庭園
についてはなぜ
運営会社
の
対応
ではないのか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から、「歴史的・文化的な
価値
のある
庭園
について、テナントの撤退以降も
無料開放
を継続され
府中
市の
観光行政
に寄与しており、
府中
市としても
観光資源
の
一つ
として維持
管理
していく必要があると
考え
ている。」という
趣旨
の
答弁
がありました。 更に、
市長
から「
府中
市の
ランドマーク
である恋しきを維持していかなければならないのは大前提であり、市としてもそれだけの
価値
があると思っている。今後は、
運営会社
と
協議
をしながら、一日も早い
再開
と
利活用
に向けて、市としても取り組んでいきたい。」という
趣旨
の
答弁
がありました。 8
款土木費
について、
分科員
から「
道路改良工事費
9,700万円の
補正
について、当初
予算
に比べ何がどのように
変更
となり、この
補正
に至ったのか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から、「6月
議会
での
総合整備計画
の
変更決議
にあせて、今年度の
橋梁工事
及び
橋梁工事
に影響する阿字川の
河川護岸
と
道路改良工事
の
不足額
について
補正
をするものである。要因については、平成30年7月
豪雨災害対応
などにより、広島県と
計画変更協議
ができていなかったが、この4月に
協議
が整い、5月に回答を頂いたことによるものである。」という
趣旨
の
答弁
がありました。 ほかにも
質疑
がありましたが、
質疑
を終結し、
審査
を終了いたしました。 以上、まことに簡略ではありますが、
建設分科会
における
審査
の
概要
を申し上げ、
報告
とさせていただきます。 ○
委員長
(
大本千香子
君) 各
分科会
の
報告
が終了いたしました。 休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時13分 休憩 午前10時14分
再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
大本千香子
君)
再開
いたします。 これより
総務文教分科会
の
報告
に対する
質疑
に入ります。 ただいまのところ
通告
はありませんので、
総務文教分科会
の
報告
に対する
質疑
を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
大本千香子
君) 続いて、
厚生分科会
の
報告
に対する
質疑
に入ります。 ただいまのところ
通告
はありませんので、
厚生分科会
の
報告
に対する
質疑
を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
大本千香子
君) 続いて、
建設分科会
の
報告
に対する
質疑
に入ります。
質疑
の
通告
がありますので
発言
を許します。
土井委員
。 ○
委員
(
土井基司
君)
委員長
のお許しをいただきましたので、
建設分科会
の
報告
について
質問
させていただきます。
報告
の中で、恋しきの
庭園
について、歴史的・文化的な
価値
が高いという
報告
がありましたが、恋しきの
建物
は国の
文化財
に登録されています。一方で、
庭園
について特に行政的に何か指定されているということはない。その中で
建物
が一部崩壊しそうだという
指摘
もあったと思うが、
文化財
である
建物
より、そうではない
庭園
の方が歴史的・
文化的価値
が高いとして
整備
することについて、
分科会
でどの様に議論されたか、お伺いします。 ○
委員長
(
大本千香子
君)
建設分科会
、
山口主査
。 ○
建設分解主査
(
山口康治
君)
建物
については、国の
登録文化財
に指定されているが、庭についてはどうかというような
質問
は
分科会
ではございませんでした。 ○
委員長
(
大本千香子
君) これをもって、
建設分科会
の
報告
に対する
質疑
を終結いたします。 以上で、
通告
による
質疑
は終了いたしました。 これをもって、各
分科会報告
に対する
質疑
を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
大本千香子
君) これより
本案
に対する
討論
に入ります。
討論
の
通告
がありますので、順次
発言
を許します。
岡田委員
、
反対者
。 ○
委員
(
岡田隆行
君)
議案
第60号、
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について、
反対
の
立場
で
討論
に参加いたします。
理由
は大きく
二つ
の件があります。一件目は、ド
ローン基地整備補助金
500万円が計上されていることについて、これは
予算特別委員会総務文教分科会
の
討議
を踏まえて
反対
をさせていただきます。
理由
は三つあります。
一つ目
は、
分科会
の中でも出ましたけど、そもそもなぜ
補正予算
なのか。本当に必要なら当初
予算
に計上し、しっかり論議をすべきてはないか。
委員外議員
として参加された方からも来年度
予算
でやることで何か
弊害
があるのかという
趣旨
の
質問
がありました。私も同感で、
弊害
はないと私も思います。むしろしっかり検討すべきであると思います。
二つ目
は、
補足説明資料
が
分科会審議
の場に出されるということです。本来は
議案説明会
など
事前
に
提案
があって当たり前だと思いますし、そのように
発言
された
分科員
もいました。本来は他の
分科会
に所属する
分科員
にも知らされてしかるべきもの、
総務文教分科会
の審議でも、ある
分科員
は
分科員
の多くの
質問
が無駄になる、
考え
る暇もない、後だしの感がある、そのように苦言を呈された方もいらっしゃるが、私もそのように思います。
三つ目
は、
提案
内容
的にも
やっつけ仕事感
が拭えない面がある。例えば
補足説明資料
に
ファブラボ
の
開店
後半年の概算が出されていますが、
補正予算
がこれにどのように使われるのか明示されていません。一台数十万円もする3
Dプリンター
も購入するようですけども、スキャナーなども数十万円、
市民
の税金を使うわけですが明文化されていないという不備がある。また、
利用料
の収入が10万円計上されていますが、これは
土日
を含めて25日の
開店
となっています。しかも、よく見ると1日の
利用者
を2人と見込んでいるように見えます。
土日
10時間開けて2人、あまりにも少ないという面もあります。併せて
人件費
14万8,000円、これは一人が25日働いた計算となっています。これを
子供たち
に知らせた場合に夏休みに来るでしょう。一人の人員で
対応
が間に合うのか、これへの保障がどうなっているのか具体的なものが見えてきません。
運営主体
が、
ふちゅう大学誘致
の会となっていますが、これは、
NPO法人
に申請中――
議案説明資料
1、つまり
事前
に私
たち
に配られた
資料
1は、この存在は明記されていません。どのような
経緯
でこれが出されたのか。これも
市民
に納得してもらう
理由
が不明と言わざるを得ません。 二件目は、恋しきのことですが、150万円繰り出すことについて、14日の
建設分科会
の
討議
も聞かせてもらう中で、
市民目線
に立てばどうしても納得し難いと言わざるを得ません。その
理由
は三つあります。
一つ目
は、
補正予算
の組み方について、急ぎのもので重要なものに限られるはず――果たしてこれが該当するのかどうか、これも
分科会
でさまざま出ました。
二つ目
は、
運営会社
への
補助金
として150万円組まれていますが、どう
考え
ても当座しのぎ的な感が否めません。根本的にどうしていくのか不明確。
三つ目
は、恋しきに関しては、今後は
府中
市として積極的に
運営
に参画していくと明文化されています。では、これまではどういうスタンスだったのか。あるいは、これからは具体的にどう関わっていこうとしているのか、
市民目線
に立った場合に理解し難い。 以上のような点で、私は
補正予算
について
反対
をいたします。 ○
委員長
(
大本千香子
君) 続いて、
加納委員
、
賛成者
。 ○
委員
(
加納孝彦
君)
議案
第60号、
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について、賛成の
立場
で
討論
に参加いたします。 今回の
補正予算
における
問題点
としては、先ほどの
反対者
が言われたように二点ほどあって、それは
ファブラボ設置
の件と恋しきの
庭園維持
に関する
費用
だと思っております。
一つ目
の課題について、6月における
補正予算
の
考え方
であり、
答弁
でもありましたように、従来の
考え方
としては、
新規事業
がこの時期に提出されるのは、よほどの事情が必要であるということが、これまでの基本的な
考え方
であったということであります。しかしながら、現在の激変の時代の中で、取り残されない市であるために、市の
取り組み
として臨機応変に必要なものは必要な時期にという姿勢、また、こういう
取り組み
が必要であるということは明白であると思っております。
府中
市にとってプラスになるものについては、本当に適切な時期にやっていかないと
効果
が最大限に得られないというところに関しては、
市当局
の
説明
に一定の理解を示すところです。例えば
ファブラボ
についてですけれども、民間からの
提案
があったやに聞いておりますけれども、
府中
市の
子供たち
が最新の機械に触れ、
ものづくり
を体験できる場の提供をということであれば、その設置は早いほうが、その分
効果
があるのは容易に推測できるところです。いわゆる
チャンス
をつかみに行くというタイミングではないかと判断されたのだと。また、恋しきの
庭園維持
については、現在、残念ながら稼動できていない
建物部分
の用途が確定したときに、セットで楽しんでいただくコンセプトを持ち、いつでも皆さんに見ていただけるように
整備
をしておく、いわゆる
チャンス
を逃さないための
対応
であると理解をしております。
建物
の用途が確定したときに、
庭園
を
整備
していなかったので、とても見ていただけないものだったということでは、本末転倒ということであります。一刻も早い
建物部分
の
活用再開
に向けて更に
取り組み
を、民間とタッグを組んでといいますか、
協力
をしながら進めていただきたいと思います。
二つ目
の課題について、
ファブラボ設置
に関する
準備不足
の
部分
だと思います。当初の
資料
においては、今後の
運営方法
であったり、人の確保であったり、
効果等
について不透明な
部分
も多々ありました。そういった意味での
議案
の
質疑通告
を皆さん出されていたわけですけれども、それらの多くを補足する
資料
を
分科会
に提出していただいたということで、その点では、一定の
方向性
は紙で出てきたことで、
答弁
を言葉で聞くよりもよくわかる
資料
であったとは思うんですけれども、
質疑通告
の――議員の思いが白紙の状態になってしまって、
質疑
が十分にできなかったというのは残念であったと思います。
資料
がもっと早く出ていれば、もう少し違った中身の議論ができたのではないかと思うところもあります。ただし、そこと今回の
ファブラボ設置
については、多少の手続きの不備はあったにせよ、
府中
市の
子供たち
の未来を
考え
ると早くやった方がいいに決まっております。ここで否決してしまうには、余りにも惜しい
事業
ではないかと思っております。最終的には道の
駅周辺
のにぎわいにもつながる
事業
ということになるのではないかと思いますし、また、
答弁
の中でも、
スモールスタート
をやって、とりあえず、あまり風呂敷を広げないという表現だろうと思いますけれども、少し小さな枠で進めておいて、
子供たち
の反応を見ながらしっかりと大きくしていく、完全に活用していくといったようなことでは、場所の
変更
であったりとかは、当然、これからはあり得るという
答弁
もありました。
人材
の確保についても、
スモールスタート
で当初の
議案
の
資料
では、日中も常に開けておくのではないかという書き方もされておりましたが、平日については夕方
スタート
、
土日
については全日開けておくということで、
説明
されておりましたので、それであれば、
ふちゅう大学誘致
の会が、無理のない範囲でこの場所をフルに活用していただけるのでないかと思うところでもあります。 そうしたことから、
附帯意見
として次の二点を述べさせていただきます。
一点目
としは、審議するべき
資料
については、少なくとも
議会
が始まる前までに提出していただいて、
質疑通告内容
に影響が出ないようにしていただきたい。二点目については、
ファブラボ
の
運営
については、まだまだ決定すべき事柄がたくさんあると思っております。詳細な
計画等
が完成した
段階
で
委員会
に対して
説明
していただきたいと思います。加えて、市内の
企業
、特にド
ローン
を取り扱っている
会社
であったり、
教育機関
、小学校、中学校、
高等学校
または
大学
に対して広く
協力
を求めて、
オール府中
の体制をもってこのフアブラボが
スタート
が切れるように取り組んでいただきたいということを
附帯意見
として申し述べさせていただきます。 以上の
理由
及び
附帯意見
を付して本
議案
に賛成します。 ○
委員長
(
大本千香子
君) 続いて、
土井委員
、
反対者
。 ○
委員
(
土井基司
君)
議案
第60号、
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について、
反対
の
立場
で
討論
に参加いたします。
補正予算案
のうち、
予算説明資料
の名前では、ド
ローン
に
特化
した
ファブラボ整備事業
と
観光資源保存活用事業
、
予算書
ではド
ローン基地整備補助金
500万円、
歴史的資源観光活用補助金
150万円、この
二つ
の項目について
反対
をいたします。 ド
ローン基地整備補助金
については、
賛成討論
でも
反対討論
でもいろいろ御
指摘
があったところですけれども、まず、
事業内容
がド
ローン
に
特化
しているわけではないのに、ド
ローン
の名前をつけることで、
利用
、活用する側に混乱が生じるのではないか。また、
事業内容
も固まっておらず、
検討不足
であり、拙速の感が否めない。
実施予定
の
スペース
について、恒常的に使用ということが前提となっていますので、
フリースペース
という性格からして、他の
利用
に支障があるのではないかという
疑問点
や
問題点
があります。また、
歴史的資源観光活用補助金
につきましては、
先ほど質疑
で確認しましたけれども、
国登録有形文化財
である恋しきの
建物
、これは公的に
歴史的資源
であるということが保障されているものと
考え
られるわけでありますが、それに関連した
建造物
の修理は置いといて、行政的には
歴史的資源
として認められていないというか、保障されているわけではない
庭園
の
整備
を優先して
補助金
を出すという合理的な
理由
、
公金
を支出するという根拠が納得できないということであります。
建造物
の修繕をした上で
庭園
の
整備
を行うというのであれば理解できるが、
建造物
については、
補助金
を出さず
所有者
に任せて、
庭園
のみに
補助金
を出すということですよね。
登録有形文化財
ですから、
文化財
については国、地方
自治体
そして国民にそれを守っていく義務があるわけで、当然、
自治体
がそれを守るために必要であるということであれば、
公金
の支出も可能なわけですけれども、株式
会社
が所有する
庭園
について、どういう根拠で支出するのかが曖昧である。無料で公開されているという
説明
もありましたが、それだけで
公金
を支出できるのか納得がいかないということです。このような
疑問点
や
問題点
が整理されていない中で、
スピード感
を持ってという気持ちはわかりますが、6月
議会
に
新規事業
として
補正予算
で計上するのは時期尚早と感じるところであります。再検討した上で提起されることを求めるということで
反対
をいたします。なお、
補正予算
の他の項目については賛成いたしますので、
補正予算案
が否決された場合には、速やかに他の
事業
が執行できるように、直ちに
予算
の修正を行った上で
議会
の議決を求めることを要望します。 ○
委員長
(
大本千香子
君) 続いて、加島
委員
、
賛成者
。 ○
委員
(
加島広宣
君)
議案
第60号、
令和
元
年度府中
市
一般会計補正予算
(第1号)について、賛成の
立場
で
討論
に参加いたします。 主に二点、ド
ローン
に
特化
した
ファブラボ整備事業
と
観光資源保存活用事業
といったものが話し合われているものと感じますけれども、各
分科会
において十分な
質疑
が行われたのではないかと思っておりまして、私自身は納得をしているところでございます。特にド
ローン
に
特化
した
ファブラボ
事業
ということでございますが、
スピード感
を持って、また、
子供たち
にも
利活用
してもらうように、夏休みの間に是非ともという
答弁
もいただきました。そうした中で夢を持って、こうしたド
ローン
を
子供たち
も活用できるということであれば、早急に手だてをしないといけないと感じております。また、恋しきにおいても、
府中
市の
ランドマーク
的な施設であり、将来にわたって存続していかなければならないと感じております。そうした中で、株式
会社
恋しきは、
府中
市の方の出資者がまとまって
運営
をされていると思っております。
府中
市も出資者であるわけでございます。今までのような連携ではなく、もう少し積極的な連携をしていただきたいという思いがあります。そうした中で、観光ビジョンを早急につくっていただき、その中に明記していただいて、
府中
市の立ち位置をはっきりしていきながら連携をして、施設の
運営
をしていっていただきたいと、
協力体制
をとっていただきたいという思いでございます。いずれにしても、
スモールスタート
ということもございました。
方向性
が間違ってなければ、小さな一歩ではありますが、進んでいってほしいという思いで
本案
に対して賛成の
立場
で
討論
させていただきました。 ○
委員長
(
大本千香子
君) これにて
討論
を終結いたします。 これより
議案
第60号を採決いたします。
本案
は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者
起立〕 ○
委員長
(
大本千香子
君) 起立多数であります。 よって、
本案
は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
大本千香子
君) 以上で、
予算特別委員会
に付託された案件の
審査
は終了いたしました。
委員長
報告
の作成については御一任願います。 以上で、
予算特別委員会
を散会いたします。 午前10時42分 散会...
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